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耐熱性を有する接着性フィルム お客様の課題 電子部品用途において ・樹脂と金属との接着 ・貼り合わせが短時間(ヒートシール)で可 ・作業性良好(手につかない) ・貼り合わせ部位の厚みを一定にしたい ・接着剤のはみ出す量を制限したい・ハンダリフロー温度に耐える高耐熱性が必要 という接着剤が要求された。 これで解決 ポリオレフィン系熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂をハイブリッドさせた接着性樹脂をヒートシール可能なフィルム状に成形。フィルムの厚みを制御するとともに、柔軟性をコントロールして一定圧力におけるはみ出し量も制御可能とした。金属とプラスチックの熱膨張係数の差に由来する応力集中も緩和できる。 アピール 耐熱性良好で低吸水性。硬化時の熱収縮が少なく、応力緩和効果(柔軟性)も有する。 -
RFID床タグを使用した倉庫ロケーション管理 お客様の課題 RFIDを用いて倉庫のロケーション管理を行おうとする際、24時間操業の倉庫を止めずにICタグをコンクリートの床に貼りたい。フォークリフトで踏みつけても壊れたり剥がれたりしないことが必要。 これで解決 RFIDタグ(ICタグ)をフォークリフトが踏んでも壊れない保護材でカバー。ICチップから発せられる電磁波への障害もない。床面への設置には当社の接着技術を使用。 アピール 倉庫作業を止めず短時間で設置が可能。使用環境に合わせた設計も可能。 -
難接着性プラスチック用水系接着剤 お客様の課題 環境意識の高まりにより、これからの自動車にはプラスチック類を用いての軽量化は不可避である。ところが、ポリプロピレンやポリエチレンに代表されるプラスチック類に適性を示す接着剤や塗料は少なく、異種基材との接着となると困難を極めた。さらに環境面から水系、ハロゲンフリーの要求も高くなってきた。 これで解決 ポリプロピレンやポリエチレン等の低極性のプラスチックにも、金属のような高極性物質にも接着する新規ポリマーを開発。これを溶剤を使用せず水系化することに成功。接着に際しては前処理や高温を必要としない。 アピール プライマー不要、80℃で接着可能。ハロゲンフリー。水系にも関わらず硬化物は耐水性が良好。 -
ポリプロピレン用接着樹脂 お客様の課題 汎用プラスチックであるポリプロピレンは高強度、軽量、耐薬品性、低価格等の特性により、広く用いられている一方、難接着物質の代表的なものである。これと異種基材を接着、あるいはポリプロピレンに印刷をする場合、コロナ処理、フレーム処理等を行う必要があった。市場では前処理していないポリプロピレンに優れた接着力を示す接着剤が求められていた。 これで解決 特殊な分子構造により、ポリプロピレンと驚異的な接着力を示す接着性樹脂を開発。ハロゲンフリー。 アピール 常温での接着可能。ポリプロピレンと特異的に接着。 -
水溶性なのに抜群の耐水性を有する架橋型接着剤 お客様の課題 外壁を塗装したい。環境上溶剤系は使用不可で水系が必須だが、強固な耐水性が必要。熱がかけられないし、十分な養生期間を取れないので、通常の架橋剤では性能不十分。 これで解決 弱アルカリ性下で、非加熱で架橋する接着システムを開発。くっつけたい素材にあわせた設計も可能。 アピール 水溶性架橋剤の特性を生かした新しい接着システムの設計に期待される。 -
発泡プラスチックと異種基材の貼り合わせ お客様の課題 アルミパレットに運搬物の傷つき防止を目的とした緩衝用発泡プラスチックをビス止めしているが、穴あけ時に発生した金属や発泡プラスチックのクズが運搬物に付着すると大きなトラブルになる。接着剤で止められないか。 これで解決 難接着物質のポリプロピレンを発泡させたものは液状接着剤では液が発泡層内部に浸透するため接着に十分な量が基材表面に残らない。そこでポリプロピレンとの密着に適性を示す強力な粘着剤を用いてアルミフレームに取り付け、クズの発生を0にした。 アピール 取り付け作業も簡単。本技術は他用途への応用も可能。 -
接着性を有する水溶性架橋剤 お客様の課題 親水性フィルムを水系接着剤で貼り合わせる。フィルムに耐水性を付与するため、接着剤が架橋性を有することが必要であるが、十分な熱をかけることはできない。 これで解決 弱アルカリ性下で、非加熱で架橋する接着システムを開発。くっつけたい素材にあわせた設計が可能。 アピール 耐水性発現のための養生期間不要。 -
*現在該当する事例がございません。
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