製品情報TOPICS
- 2015年09月28日
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アニオン樹脂の劣化機構について
- 2015年08月20日
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【イオン交換樹脂グループ・製品紹介】スミカイオンMB77
汎用再生済み混床用樹脂「デュオライトMB5113」が廃盤となった為、その代替品である「スミカイオンMB77」の販売を開始いたしました。
- 2015年07月30日
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【新規開発部】「CMX Z9902-E101」原料変更サンプル出荷開始のご案内
5月末からご案内しております機能性接着樹脂「CMX Z9902-E101」の使用原料一部変更の件ですが、ようやく原料変更検討の目途がつき試作を実施いたしました。
本日より、サンプル出荷対応が可能となりましたのでご希望の方は、こちらからお問い合わせください。
↓お問い合わせ窓口
http://www.chemtex.co.jp/seihin/new/
【CMX Z9902-E101エマルジョン物性】
不揮発分 :37.0%
粘度 :240mPa・s
pH :9.7
- 2015年07月29日
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【製品紹介】 官能基変性EVAエマルジョン
弊社EVAエマルジョンには機能性付与のために、官能基変性を実施しているグレードがございます。
該当グレードとその変性基を以下にご紹介致します。《官能基変性EVAエマルジョン 各グレード》
■ カルボン酸変性
S-355HQ、S-456HQ
■ 水酸基変性
S-808HQ、S-850HQ
■ アルキロール基変性
S-752、S-755、S-900HL、S-830、SE-1010*、SE-1320*
*:スミエリート(エチレン-塩ビ共重合体エマルジョン)カルボン酸変性、水酸基変性グレードは、硬化剤を併せて組み合わせることにより、より高い耐水性や耐熱性、接着強度を発現させることが可能となります。
また、アルミなどの基材に対し、密着性向上を図れる知見も得られております。アルキロール(メチロール等)変性グレードは150℃程度の加熱により自己架橋反応し、耐水性や耐溶剤性の向上、強度アップが期待できます。
また、弊社では新グレード開発も積極的に行っております。
例えば、既存グレードをベースに、上記の様な官能基変性を加え、更なる性能アップを図ったり、ポリマー設計から組み立てて、そこに官能基変性を行う等、様々な品質設計が可能です。官能基についても、より反応性に富むエポキシ基やアセトアセチル基などの導入にも実績があります。
貴社のご要望に沿ったEVAエマルジョンの設計・開発を積極的に行ってまいります。
まずはラボスケールからの試作品で対応させていただきます。
自由な発想で我々とともに新製品、新規グレード開発を是非行っていきましょう!!!※ご質問等ございましたら、弊社窓口までお気軽にお問い合わせ下さい。
https://www.chemtex.co.jp/seihin/emulsion/contact/ - 2015年07月27日
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【イオン交換樹脂グループ・技術資料】トリオベッド(アニオンⅡ型)
Ⅱ型のアニオン樹脂を使用したトリオベッドの技術資料をご紹介いたします。
- 2015年06月30日
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【イオン交換樹脂グループ・技術資料】トリオベッド
- 2015年06月30日
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【新規開発部】続報:「CMX Z9902-E101」原料変更のご案内
前回ご案内しました機能性接着樹脂「CMX Z9902-E101」の使用原料一部廃番に伴います代替品サンプル対応の件ですが、7月中旬以降より出荷開始となる見込みです。
従来品をご検討いただいておりましたお客様にはこちらから代替品サンプルを送付させていただきます。また、 新たにご検討を希望されるお客様につきましては、新規開発部までお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。
↓新規開発部へのお問い合わせはこちらからお願いいたします!
http://www.chemtex.co.jp/seihin/new/
- 2015年06月20日
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「スミカフレックスの用途事例について」
スミカフレックスは1969年の生産開始以来、四十年余りにわたって事業を継続してきました。
その中で、品質設計時には当方で想定しえなかった特徴や用途で、現在展開している事例がございます。・スミカフレックス455HQ
耐熱クリープ性の良好な接着剤の原料として開発。
→ 皮膜の再乳化性が良好なので使用装置の水洗が容易。・スミカフレックス7400HQ
水分を極限まで少なくすることで、接着剤における乾燥速度のアップを主に想定して開発。
→ 乾燥速度アップの目的ながら、現在の主用途は塗料。・スミカフレックス510HQ
HEC系にて顔料分散性を向上させた品質設計にしており、塗料用途に好適。
→ PVA系と違いホウ素化合物と接触してもゲル化せず、ホウ酸処理した木材に対する塗布剤に使用。・塩ビ系エマルジョン
塩ビの難燃性を生かし繊維処理剤に展開。
→ 塩ビの疎水性を生かし、耐水強度の高い接着剤にも展開。上記以外にも、他の品目でも、現時点で想定しえない特徴・用途が今後も見つかるはずです。
我々とともに新展開してみませんか? - 2015年05月29日
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【イオン交換樹脂グループ・技術資料】液中の過塩素酸の除去について
液中の過塩素酸の除去について
1.はじめに
過塩素酸化合物は急速に注目されている環境汚染物質です。過塩素酸化合物は自然にも存在しますが、助燃剤、火薬、花火、マッチなどの用途としてナトリウム塩が約1370t/年生産されています。ナトリウム塩以外の金属塩も生産されており、いずれの過塩素酸塩化合物も非常に安定した物質であり、煮沸程度では分解しない特徴に加え、容易に水に溶け過塩素酸イオンとなる性質を有しています。また、合成肥料中に不純物として含まれていることも判っています。水道水の原水としている河川水や地下水に含まれている地域があることや、合成肥料の散布により牧草、牛を介して牛乳にも含まれていることが確認されています。
近年、過塩素酸イオンを胎児(妊娠女性を経由)、乳幼児が一定量以上、定常的に摂取すると、甲状腺ホルモン分泌に必要なヨウ素の吸収が阻害され、発育障害を誘引することが指摘されるようになりました。 米国環境保護庁(EPA)は、2005年に過塩素酸塩の参照用量(RfD)を0.7μg/Kg-体重/日と制定しています。
厚生労働省は平成21年4月に水道水の水質基準改正(平成20年12月22日厚生労働省令第174号)を行い、過塩素酸を要検討項目に加え、平成22年2月2日 第8回厚生科学審議会生活環境水道部会にて、評価値25μg/Lを設定し引続き要検討項目として知見の収集を図ることとなりました。
今後、排水規制の対象物質になる可能性が高いにも拘らず、今まで低コストの処理方法が確立できていませんでしたが、今回、弊社キレート樹脂を使用した処理方法をご提案させて頂きます。
2.過塩素酸の吸着データ
1)吸着量と再生使用について
スミキレートMC300と一般的なイオン交換樹脂である強塩基性陰イオン交換樹脂Ⅰ型及びⅡ型を用いて、表1の①~③を1サイクルとして、5サイクル実施し、吸着量の変化を確認した結果を図1に示します。
強塩基性陰イオン交換樹脂(Ⅰ)、(Ⅱ)は、サイクルを重ねるごとに吸着量が大きく低下していることが判ります。樹脂に吸着した過塩素酸イオンが再生剤で溶離できないことを示しており、回数を重ねると吸着しなくなると推察されます。これに対して、スミキレートMC300は吸着量は少ないものの、3サイクル目で吸着量が若干低下していますが、それ以降は同じレベルを維持しており、繰返し吸着、再生が可能であることが判ります。2)スミキレートMC300の常時リークについて
向流再生でスミキレートMC300の常時リークを測定した結果、処理水中の過塩素酸濃度が検出限界値以下になっていました。表1.1サイクルの工程
工程
通液速度
備 考
準備
樹脂量:10ml
カラム:6㎜φ
ロータリーポンプを用い下向流通液
①
吸着
SV=5
過塩素酸イオン濃度:180mg/L カラム入口と出口の濃度が同じになるまで通液する。
②
脱離(再生)
SV=2
鉱酸を用い再生する。
③
水洗
SV=10
10BV イオン交換水を通水する。
図1.繰返し吸着による吸着量の低下曲線
- 2015年05月29日
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【新規開発部】「CMX Z9902-E101」原料変更のご案内
機能性接着樹脂「CMX Z9902-E101」の使用原料の一部が近々廃番となります。
それに伴います類似原料を使用した代替品検討を6月以降開始いたしますので、現在、当該グレードサンプルにてご検討いただいておりますお客様には、代替品ができ次第、サンプルを送付させていただきます。
また、当該グレードの新たなサンプルのご依頼につきましては、代替品サンプルでの対応となりますので、送付には少々お時間をいただくことになります。 何卒、ご了承賜りますようお願いいたします。
↓新規開発部へのお問い合わせはこちらからお願いいたします!
http://www.chemtex.co.jp/seihin/new/